暗号通貨用語の「アルトコイン」「草コイン」の意味をしっかり知っておこう

暗号通貨の話をしていると様々な専門用語が出てきて「???」となってしまう方も多いと思います。

ビットコインについては、ちょっとわかった!という方に知っておいてほしいのがこちらの用語。

「アルトコイン」とは

アルトコイン(Alt Coin)はAlternative Coinの略称です。

Alternativeを調べてみると、こういう意味があります。

Alternative

形容詞

  1. (二つのうち)どちらかを選ぶべき,二者択一の 《★時に三つ以上の場合もある》.
  2. 代わりとなる,代わりの.
  3. 慣習[伝統]的方法をとらない,新しい.

https://ejje.weblio.jp/content/alternative

ここでは「代わりの」という意味が一番近いですね。

代わりのコイン、つまり、ビットコイン以外の全てのコインをアルトコインという呼び名で使っています。

結論:アルトコイン=ビットコイン以外の全てのコイン

「草コイン」とは

日本語の「草コイン」の指すところについては2つの説があります。

それは、

  • 有用かどうかにかかわらず時価総額の低いコイン全般
  • 技術や用途に利用価値のないコイン

の2つです。

 

草コインに相当するコインのことを英語圏ではシットコイン(Shitcoin)と読んでいました。

シットとは、クソ!という意味のスラングで、もちろん英語圏でも非常に汚い言葉です。あえて日本語訳をするならば「クソのようなコイン」でしょうか。

これをそのまま日本語で「シットコイン」と呼ぶのはちょっとアレ、ということで草コインという言葉を提唱した方がいました。

その時の意味が「草生えるわーww」の「草」です。

つまり、シットコイン=笑っちゃうような利用価値のないコインということです。

 

その言葉が今や「草野球」の「草」のように、メジャーではないもの、時価総額の低いもの全般という意味で使われ始めているのも事実です。

「草コインで億り人を目指す!」という言葉はこちらの意味で使っています。

存在意義のないコインで奥を目指せるなんて、誰も思っていないですからね。

 

ちなみに、英語圏ではスキャムコイン(Scamcoin)という言葉もあります。

直訳すると詐欺コイン。こちらも日本では草コインと呼ばれており、どちらの定義でも当てはまっています。

まとめ

まず、暗号通貨はビットコインとアルトコインの2つに分けられます。ビットコイン以外は全てアルトコインです。

そして、そのアルトコインの中で、以下のように分類されていると考えると分かりやすいでしょう。

  • 技術や用途に価値があり、時価総額の高いコイン:アルトコイン
  • 技術や用途に価値があるが時価総額の低いコイン:アルトコイン、(一部の定義で)草コイン
  • 技術や用途に価値がないコイン:草コイン、シットコイン
  • そもそも詐欺のコイン:草コイン、スキャムコイン

草コインの定義が2つあるため、どちらの意味で使われているのかを考えて読まないと誤解するような記事もあります。

これからもどんどん新しい用語ができてきそうですが、私も勉強しながら暗号通貨と向き合っていこうと思います

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