投資の相談を受けていて最近よく聞くのが、

ロボアドバイザーと積立NISAってどっちをやればいいの?

という質問。

ネット上の記事をみても、どちらも同じように良さそうでよくわからない・・という意見があります。

なので、今回はロボアドバイザーと積立NISAの違いをわかりやすく解説します。

この記事を読めば積立NISAとロボアドバイザーのメリット・デメリットを理解して自分にあったものを選べるようになるでしょう。

そもそも積立NISAって何?という方はこちらの記事で詳しく解説しています。

ロボアドバイザーと積立NISAのメリット・デメリット一覧

まず最初にメリット・デメリットをまとめて紹介します!

項目 ロボアドバイザー 積立NISA
ポートフォリオ管理の簡単さ ◎ (全自動) ※1 △ (自分で設定する必要あり)
手数料 ✕ (0.5%~1%) ◎ (0.1%~0.5%) ※2
節税効果 ✕ (無し) ◎ (所得税非課税)
リターン(利回り) ○ (同等) ○ (同等)
こんな人におすすめ! 全自動でおまかせしたい人 運用の手間があっても少しでも手数料や税金を節約したい人

※1: 全自動でポートフォリオを管理する一任型の場合。助言型ロボアドバイザーの場合は自動ではなくなります。ロボアドバイザーを使うのであればリバランスを含むポートフォリオ管理全てを自動的に行う一任型がおすすめです。

※2: 投資対象のETFによって異なります。人気で私が最も保有しているETF「楽天VTI」の場合は0.1696%。

ロボアドバイザーのメリット:全自動で最高のポートフォリオを得られる

この表を見てもらえるとわかると思うのですが、ロボアドバイザーは全てを全自動で投資をしてくれるお手軽・簡単さがウリです。

簡単全自動と言っても、是階最高水準の金融テクノロジーを使ったコンピューターが最適な投資を選んでポートフォリオを組んでいるので、利回りは十分に高い利回りを期待しつつ、リスクも抑えるという全世界分散投資を行うことができます。

積立NISAのメリット:手数料と税金を節約できる

それに対して、積立NISAは選定する投資対象ETFにもよりますが、私がおすすめするインデックスファンドを選ぶのであれば手数料が低く、更に所得税の節税効果もあります。

手数料や所得税は毎年引かれていくもので、その手数料の分だけリターン(利回り)が減ってしまうようなものです。

手数料とか税金が安い!と言われても、なんだかお得な感じがしますがよくわからないですよね。

この手数料と税金がどのくらい投資に影響を及ぼすのかを説明します。

ロボアドバイザーと積立NISAで、手数料と税金ってどのくらい違うの?

仮に、ロボアドバイザーでも積立NISAの両方が年間利回り5%だったと仮定します。

ロボアドバイザーは手数料1%、節税効果なし。

積立NISAは手数料0.2%、節税効果あり。

100万円を運用していたとして、ロボアドバイザーと積立NISAで最終利回りがどのくらい変わってくるのかを計算してみましょう。

ロボアドバイザーの最終利回り計算

利益:100万円✕5%=5万円

手数料:100万円✕1%=1万円

所得税:利益✕20% = 5万円✕20%=1万円 (※3)

最終利益:利益 - 手数料 - 所得税 = 5万円 - 1万円 - 1万円 = 3万円

最終利回り(%) = 最終利益 ÷ 元本 = 3万円 ÷ 100万円 = 3.0%

※3: 所得税は復興特別所得税が加算され正確には20.315%ですが、計算の簡略化のために20%としています。

積立NISAの最終利回り計算

利益:100万円✕5%=5万円

手数料:100万円✕0.2%=2千円

所得税:積立NISAの非課税枠を使用しているため、ゼロ

最終利益:利益 - 手数料 - 所得税 = 5万円 - 2千円 - ゼロ = 4万8千円

最終利回り(%) = 最終利益 ÷ 元本 = 4万8千円 ÷ 100万円 = 4.8%

ロボアドバイザーと積立NISAの最終利回りの違い

上で計算した計算結果を比較してみましょう。

ロボアドバイザー:最終利回り3.0%

積立NISA:最終利回り4.8%

ロボアドバイザーよりも、積立NISAのほうが最終利回りが1.8%も大きいことわかりました。

たった1.8%?と思う方もいるかも知れませんが、年利5%の利益の中での1.8%ですからかなり大きい数字です。

例えば、これを10年間続けるとします。

ロボアドバイザーの10年後:100万円 ✕ 1.03 (最終利回り3%) ^ 10 (10年間の複利)  = 134万3916円

積立NISAの10年後:100万円 ✕ 1.048 (最終利回り4.8%) ^ 10 (10年間の複利)  = 159万8133円

その差額、なんと25万4217円!

この差は、大きいですよね。

実は積立NISA適切に運用して、高い利回りを実現することができればロボアドバイザーよりも手数料・税金の面でメリットがあり最終的に資産を大きくすることができるのです。

補足:ロボアドバイザーと、積立NISAは本当に投資利回りは同じ?

ロボアドバイザーと積立NISAで同じ条件で運用した場合、積立NISAのほうが手数料と税金が安いために最終的なリターンが大きくなるという話を上で説明しましたが、本当にこの2つのリターン(利回り)は同じなのでしょうか?

実はこの「高いリターンを常に叩き出す」ことがロボアドバイザーの強みであり、最大のメリットなのです。

投資に何も詳しくなく、ETFの具体的な商品を何も選ぶことなく世界中の商品の中から最も利回りが高くなるであろう組み合わせを全自動で行っているのがロボアドバイザー。

高い手数料も、その運用力に対して支払っていると考えると意外と悪くはないものです。

それに対して、積立NISAでは投資対象ETFを自分で選んで投資を行う必要がありますし、リバランス(ポートフォリオの最適化)も基本的には行わないこととなります。

もちろん、おすすめファンド(ETF)は私も解説しておりますし、これらのファンドを一通り選んでおけばある程度の利回りを確保することもできるはずなのですが、ロボアドバイザーの投資ポートフォリオは更に1枚上をいっているのではないでしょうか。

その利回りの差がどのくらい出てくるのかを断言することはできませんし、未来にならないと結果はわかりませんが、

私から一言言えることは「積立NISAのポートフォリオの組み方」の記事を読んでみて、難しそうだと思う方は現時点ではロボアドバイザーを選ぶのが無難なのではないでしょうか。

ということです。

ロボアドバイザーを積立NISAで使えばメリット総取り!そんなこと、できるんです

でも、積立NISAでロボアドバイザーを使えば両方のメリットが得られるのでは?と思った方。

そんなうまい話が、、、あるのです。

ロボアドバイザーと積立NISAの比較表に、積立NISAでロボアドバイザーを使った場合を追加するとこうなります。

項目 積立NISAでロボアド ロボアドバイザー 積立NISA
ポートフォリオ管理の簡単さ ◎ (全自動) ※1 ◎ (全自動) ※1 △ (自分で設定する必要あり)
手数料 ○ (0.1%~1%) ※3 ✕ (0.5%~1%) ◎ (0.1%~0.5%) ※2
節税効果 ◎ (所得税非課税) ✕ (無し) ◎ (所得税非課税)
リターン(利回り) ○ (同等) ○ (同等) ○ (同等)
こんな人におすすめ!  メリット総取り! 全自動でおまかせしたい人 運用の手間があっても少しでも手数料や税金を節約したい人

※1: 全自動でポートフォリオを管理する一任型の場合。助言型ロボアドバイザーの場合は自動ではなくなります。ロボアドバイザーを使うのであればリバランスを含むポートフォリオ管理全てを自動的に行う一任型がおすすめです。

※2: 投資対象のETFによって異なります。人気で私が最も保有しているETF「楽天VTI」の場合は0.1696%。

※3: ロボアドバイザーがどんなETFを選定するかによって異なりますが、1%を超えることはないと思います。

積立NISAでロボアドバイザーを選べるのは松井証券だけ

しかし、ロボアドバイザーとして有名なウェルスナビやTHEO[テオ]は積立NISAに対応しています。

2019年現在、積立NISAでロボアドバイザーを活用できるのは松井証券だけです。

松井証券では投信工房という松井証券オリジナルのロボアドバイザーがあり、積立NISA講座の場合でも投信工房のロボアドバイザーを利用してポートフォリオを自動で組むことができます。

自動でのリバランスも対応しているため、文字通り口座を開設して置いておくだけで毎月最適な投資を実行してくれます。

※積立NISA口座内でリバランスを行った場合、リバランスでの再投資も積立NISAの非課税枠を使用することになります

正確には、以下の手順だけでスタートできます。

松井証券「投信工房」を活用した積立NISAの始め方
  1. 松井証券に口座開設を行う
  2. 積立NISA口座を開設する
  3. 8つの質問に答えることで投信工房を設定

ロボアドバイザーの設定は8つの質問に答えるだけなので簡単ですね。

松井証券の積立NISA口座開設はこちらから!

ロボアドバイザーと積立NISAってどっちが良いのか迷った人へ

まとめ
松井証券の積立NISAであれば両方のメリットを総取り可能!
積立NISAが難しいと思った人はロボアドバイザーからまず始めてみよう!
投資を勉強して積立NISAでファンド選定ができるようになるのもアリ!

ということです。

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