ベトナムの第三極であり、ビーチリゾートとしても人気が高まっているダナン。
ダナン国際空港は新国際線ターミナルが2017年に開業し、とても快適なラウンジがあります。
執筆時点ではダナン国際空港国際線ターミナル唯一のラウンジでプライオリティ・パスも対応なので、どのアライアンスの方もこのラウンジを使うことになります。
しかも、○○が△△なんです!!
サクッと読める目次
ダナン国際空港のオーキッドラウンジ概要
ダナン国際空港国際線ターミナルには冒頭にも書いたようにラウンジが一つしかありません。
スカイチームのベトナム航空・大韓航空も、スターアライアンスのアシアナ航空も、今はまだ就航のないワンワールドも、全てこのラウンジを使うことになっているようです。
しかも、プライオリティ・パスに対応しているので、ダナンに訪れる飛行機好きであれば間違いなく入ることになるでしょう。
個人的な感覚ですがダナン国際空港国際線ターミナルはベトナムの空港の中でもボッタクリがひどいというイメージがあり、バーガーキングなどホーチミン市内との価格差がひどくて全く食べる気にならないので、出国審査を抜けたら一瞬でラウンジに行くのがおすすめです。出国審査を抜けて右に歩くとすぐに上の写真のようにラウンジが見えます。
広さも、快適さも、食事も、飲み物も、ベトナムの他のラウンジに比べてかなりレベルが高く最高です。
オーキッドラウンジのスペースを歩いてみる
このラウンジ、ユニークなソファースペースがあって家族連れなどやお一人でも楽しめるように設計されています。
なお、入口の手前にもなぜか机と椅子が置かれており、普通に座ることができます。
まさか、フリースペース!?と思ったのですが、ここもラウンジの一部でチェックインしてくださいという声をかけられてしまうそうです
ラウンジに入れなくても落ち着いた机のある椅子に座れる穴場?です。
入口から見た写真がこちら。ラウンジスペースが奥に長く広がっています。
手前にソファー、そしてその奥にホットミールのカウンターとテーブル席があり、右にはドリンクと軽食のカウンターが見えています。
この、更に奥に歩いていきましょう。
食事が並ぶ横には大きなテーブルが並ぶ席があります。このテーブル、1mほどの大きさなのでカフェなどのテーブルと比べてもとても大きいです。
13インチのノートパソコンと食事とカメラを広げても十分余裕がありました。
更に奥に進むと、ソファーなどの並ぶ広いスペースがあります。
中央には円弧を描いたライトグレーのソファーがあり、左にはマックが備え付けられているPC席、正面には黄色のボックス席、そして右側には普通のソファー席とシートのバリエーションが多いのが特徴的です。
PC席の奥には紺色のボックス席が並んでいます。
更に近づいてみます。紺色のボックス席は下の写真のようにテレビが備え付けられている一人用の席でした。
ただ、TV番組はほとんどベトナム語でしょうし、テーブルもないのでお一人様席はあまり人気がなかったです。
マッサージチェアも2席だけありましたが、既に埋まっていました。
ここは競争率が高そうです。
奥の黄色いボックス席は横になっている人も多いフラットな奥行きのあるシートでした。
子供連れの方など、隣を気にせずに過ごせるのではないでしょうか。
良い意味でビジネスクラスラウンジっぽくないなと感じました。
一番奥の黄色いボックス席からラウンジを振り返ってみます。中央にコンセントを備えたカウンター席があります。
実はこのラウンジ、コンセントは結構少なく、パソコン用の席かカウンター席以外の席はほとんど電源がありません。
大きなテーブル席のエリアにはコンセントは1箇所しかなく、1席しかコンセントが使えないようになっていました。個人的にはラウンジはパソコンを開いて作業したいので、もっとコンセントが増えてくれると嬉しいです。
ダナン国際空港オーキッドラウンジの食事・ドリンク
食事は大きなテーブルの席の横にあります。
ホットミールはこの写真で写っているもので全てと、種類はあまり多くはありません。
奥から、白米、肉?まん、エビシュウマイ、ベーコン、ソーセージ、ビーフシチュー、チャーハン、そしてバンというラインナップでした。
ベトナムのビーフシチューは日本で思い浮かべるシチューとはかなり違うのですが、美味しいのでオススメです。ホーチミンのラウンジでもよく食べています。
一番手前の白飛びしてしまっているお皿は揚げ春巻き。ベトナムのラウンジにはだいたい揚げ春巻きがあります。
いつ上げたのかわからないくらい湿気っていることもあるので、要注意ナノがちょっと残念に思います。サクサクしていればおいしいのですが、、、。
コールドカット類と牛乳、ジュースがこちら。
そのとなりには温かいドリンクとベトナムならではのインスタント麺が並びます。
フォーと中華麺の2種類が選べるようです。インスタント麺が丼に入っていて、お湯を注ぐだけというのはほかのベトナムのラウンジと同じです。
ホットドリンクはコーヒーマシーンと各種ティーバッグ。カプチーノは、ベトナムコーヒーではなくてちゃんとカプチーノでした。
冷蔵庫にはコカコーラ系のドリンクがぎっしり入っています。アルコールは、ベトナム中部のラルーと東南アジアでおなじみタイガーの2種類の缶ビールが飲み放題です。
ラウンジのシャワー・その他
ラウンジのトイレの中にはシャワールームもあります。
トイレはTOTO製のウォシュレット付き。ベトナムの手動ウォシュレットとも言えるホースではありません、日本のウォシュレットです。
シャワールームにはタオルが大量に備え付けられていて、なくなることはなさそうでした。
ラウンジ内には雑誌が置かれています。ベトナム航空の機内誌HERITAGEは日本語版も置かれています。
やはり韓国便が非常に多いためか新聞は韓国語だけでした。
○○が△△の答えは?
ベトナムの空港ラウンジはハノイやホーチミンの国際線、国内線など色々と訪れてきましたが、このラウンジははじめての○○が△△でした。
- フォーがインスタント
- ベーコンがジューシー
- 座席の種類が豊富
- コンセントが少ない
・・・などなど、上に上げたことはどれも本当なのですが、それだけではない驚きがあります。
冒頭で書いた○○が△△!?という私のびっくりしたポイント、既に写真には一部写っているので気づいた方もいるかもしれませんが、なんと、このラウンジにあるフルーツジュースがスペイン製だったのです。
なんだそんなことか、と思った方もいるかもしれませんが、基本的には輸入品の値段が高く、自分の国でも沢山の果物が取れてもちろん地場ブランドのフルーツジュースも多数ある中で、なぜわざわざスペインから持ってきているのか、完全に謎で驚きました。
ただ、このスペイン産のフルーツジュース、美味しいです。3杯いっちゃいました。笑
ベトナム・ダナンの国際線ラウンジに行くことがあればぜひスペイン産のジュースを楽しんでみてください。
もし無くなってしまっていたら、こっそり教えて頂けるとありがたいです。
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