2018年に開業した韓国・ソウルの仁川国際空港第2ターミナル。
大韓航空を始め、主にスカイチーム加盟航空会社が乗り入れているターミナルです。
このターミナルには2019年現在プライオリティ・パスで利用可能なラウンジが3つあります。
それぞれのラウンジごとに特徴が違ったので、それぞれ詳しく紹介します!
この記事を読めば、あなたにの旅行や出張に合わせた最適なラウンジがわかります。
サクッと読める目次
3つのラウンジの場所
仁川国際空港のプライオリティ・パス対応の3つのラウンジはそれぞれ離れた場所にあります。
この図の「SPC Lounge」「Matina Lounge」「L Lounge」の3つがプライオリティ・パス対応ラウンジ。
空港の左右・中央にバランス良く位置していることがわかります。
全てのラウンジは4階(搭乗エリアは3階)にあるので、エスカレーターを登った先にあります。
なお、Air Cafeはゴールドカードで入れるカードラウンジです。
それでは、それぞれのラウンジの詳細を紹介していきますね!
SPC Lounge
253-270番ゲートから搭乗する際に一番便利な位置にあるのがSPCラウンジ。
エスカレーター上り、無料で使える「トラベラーズラウンジ」を通り過ぎた先にあります。
プライオリティ・パスの他にも、ラウンジキーやドラゴンパス、その他韓国国内のカードでも利用できるようです。
ラウンジ内のスペース・座席・設備
ラウンジの中に入ると小さいながらも開放的な空間が広がっています。
窓が大きく、天井も高くて明るい空間が良いですね。
一番数が多いのがこのようなソファータイプの椅子とテービル。
電源も椅子の下に数多く配置されており、パソコンを開いたりスマホを充電するのに便利です。
後述するMatinaラウンジと比較するとあまり混んでおらず、落ち着いて座れるのがポイント高し。
窓際にはリラックスできるソファーが並んでいます。
こちらの席は人気なのか、殆どが埋まっていました。
窓の外には駐機場、そして滑走路を見ることが出来ます。
食事・ドリンクメニュー
食事カウンターも白基調でとても清潔感がありました。
食事カウンターは、上の写真で見えているもので全てです。
こちらはサラダ類。
揚げ物。
韓国料理のプルコギ。
韓国料理のトッポギ。
自分で具材を載せていくビビンバ。
全てのラウンジの中でも唯一の日本料理である、うどん。
サンドイッチとフルーツ。
パン。もちろんトースターで温めることが出来ます。
ビールはコップの底から注ぐという驚きのスタイル。
イルミネーションがキラキラしていて、なんだか不思議なビールサーバーです。
どうなっているの!?と気になる方はぜひ訪れて確認してみてください。
エスプレッソマシーンと、横にはシロップ。
辛ラーメンと、あと2種類の合計3種類のカップ麺が置かれていました。
ワインとワイングラス。
冷蔵庫の中には各種ジュースと水。
食事を持ってきました。
揚げ物やチャーハンが左のお皿、右下はうどん、右上がビビンバ。そして、アメリカーノです。
ビビンバは具材を適当に入れたのですが、混ぜて食べると美味しい。
盛りすぎましたが、真ん中のお肉がプルコギです。
最後に、おうどん。
どれもちゃんと美味しかったです。
実はビビンバ、プルコギは他のラウンジにもあるのですが、それぞれ具材が違うのではしごするのも楽しかったです。
ちなみに、おうどんが食べられるのは、このラウンジだけですよ。
Matina Lounge
249-252番ゲートから搭乗する際に一番便利な位置にあり、出国審査場を出てすぐのところにあるのがMatinaラウンジ。
3つのラウンジの中でも一番大きなスペースがあるのですが、一番混んでいるラウンジでもあります。
このエスカレーターをのぼっていきます。
奥に見えるこの大きなラウンジがMatinaラウンジ。
入口がこちら。
プライオリティパスをはじめ、様々なカードのロゴがありました。
ちなみに、この入口の向かいにゴールドカードラウンジAirCafeがあります。
もう一つMatina Gold Loungeという更に上級のラウンジもあるのですが、こちらはプライオリティパスでは入室不可。
どうやら韓国発行のプラチナカード?などを持っている人向けのようです。
ラウンジ内のスペース・座席・設備
ラウンジはとても広いのですが、それ以上に人がたくさんいて、3つのプライオリティパス対応ラウンジの中で最も混雑していました。
複数人で行く場合、空席を見つけるのがちょっと大変かもしれません。
中央のテーブルエリア。
大人数向けの大きなテーブルのエリア。
窓に面したカウンター席。
この席では席ごとに充電、USBm,そしてお試し用のヘッドフォンがありました。
こちらはキッズエリア。
キッズエリアがあるのは、ターミナルの中でもこのラウンジだけです。
小さいお子様がいる場合はMatinaラウンジを選ぶのが良さそう。
入り口を入ったすぐ先にあるロッカースペース。
一つ一つのロッカーはとても大きいのですが、数が限られています。
スーツケースなどはラウンジの受付前で預かってもらっている人もいました。
混雑しているラウンジなので、ロッカーはあまり期待しないほうが良いかもしれません。
食事・ドリンクメニュー
食事カウンター、ドリンクカウンターを見ていきましょう。
食事カウンターとドルンクカウンターは少し離れた場所にあり、混雑しないようになっています。
こちらはサラダ。
揚げ物類。
春雨をのりで巻いた天ぷらなど、韓国の味もあります。
温かい食事の続き。
手前のビーフステーキが以外にもかなりいけました。
フルーツ類。
ケーキ。
全てのラウンジの中で最もスイーツが充実しているラウンジがこのMatinaラウンジです。
ビビンバの具材も豊富。
どれを入れればよいのかわからないので、全て入れてみました。
カップ麺は辛ラーメンと、もう1種類。
ビールサーバー。
韓国ブランドのビールでした。
ワイン。
コーヒーマシーン。
ソフトドリンク。
先ほどのSPCラウンジの冷蔵庫の缶ジュースはペプシでしたが、こちらはコカコーラです。
フルーツジュースが並ぶ冷蔵庫。
ビビンバ、すべての具材を載せたらものすごい絵柄になってしまいました。
味は、美味しかったです。
温かいご飯。
このビーフステーキが以外にも結構美味しかったです。
トッポギ。
盛り付けがなんだか貧相でごめんなさい。
ケーキ類。
スイーツがあるのが嬉しくて意気揚々と大量に持ってきてしまいました。笑
お味は、、、うーん、まぁまぁです。
L Lounge
230-248番ゲートから搭乗する際に一番便利な位置にあるのがLラウンジ。
韓国ロッテグループが運営しているラウンジのようです。
SPCラウンジとちょうど左右対称の位置にあります。
プライオリティパスの他、韓国のカードなどで入室可能です。
ラウンジ内のスペース・座席・設備
SPCラウンジ同様、小ぶりながらも混雑しておらず居心地の良いラウンジでした。
中央にはテーブルエリアがあります。
ソファーの下に電源があり、パソコンやスマホの充電に便利。
数席だけある集中ブース。
電源も用意されており、集中して仕事をしたりするのに良さそうです。
ラウンジ内は搭乗アナウンスが行われないため、集中しすぎて飛行機を乗り過ごさないように注意が必要です。
コワーキングスペースのような電源付きの大きなテーブル席もありました。
窓際はリラックスソファー席。
こちらにも電源がついていてこのラウンジはどこに座っても、電源には困りません。
食事・ドリンクメニュー
食事カウンター、ドリンクカウンターを紹介します。
サラダ類。
ケーキと、揚げ物。
ビビンバ。
奥の炊飯器が、なんだか美味しいご飯が炊けそうで期待が高まります。
実際には、私にはご飯の違いはあまりわかりませんでした。
スープ。
左右にプルコギに、トッポギ。
韓国料理を出国直前まで楽しめます。
パンと、パイ。
ラーメンは新ラーメンを含めた3種類。
SPCラウンジと同じですね。
ティーバッグの奥にはシロップがあり、コーヒーやティーにフレーバーを追加して楽しめます。
ビールサーバー、ワインサーバー、コーヒーマシン。
ワインと、ソフトドリンク。
フルーツジュース。
お水、カプチーノ、ビビンバ、そして料理を少しずつ頂きました。
ビビンバは具だくさんにしてみました。
具材のバランスがわからないのですが、やっぱり混ぜて食べると美味しい。
奥から春雨の海苔巻き揚げ、そしてその隣は野菜天ぷら、トッポギ。
手前がプルコギにチャーハンです。
その他のラウンジ
プライオリティ・パスで入れる3つのラウンジを紹介しましたが、仁川国際空港第2ターミナルにはその他にもラウンジがあります。
大韓航空「KALラウンジ」
仁川国際空港第2ターミナルには航空会社ラウンジが1つ、スカイチーム加盟の大韓航空のラウンジがあります。
スカイチームのエリートプラス会員や、大韓航空のビジネスクラスに搭乗する際に利用可能です。
詳しくは、下の記事で紹介しています。
クレジットカードラウンジ「Air Cafe」
日本のゴールドカードでも利用できるカードラウンジもあります。
サービスの内容は1ランク下がりますが、ドリンクが持ち帰り可能なので、使い分けるのもありかもしれません。
無料スペース「トラベラーズラウンジ」もある
仁川国際空港には無料で利用できる、その名も「トラベラーズラウンジ」と言う共有スペースもあります。
空港の東西(左右)、SPCラウンジ、Lラウンジのそれぞれ隣りにあります。
インターネットスペース。
自由に使えるパソコンの他、ソファーのスペースがいくつかあります。
電源が利用可能なソファーの並ぶスペースもあります。
隣にはカフェがあるので、そこで食事やドリンクを注文することも出来ますが、どうやら注文しなくても座って良さそうでした。
その隣にはナップゾーン、つまりお昼寝ゾーンがあります。
写真では明るく写っていますが、これがかなり薄暗くなっています。
波のような形のほぼ水平のソファーベッドが置かれており、とても快適に眠れそうでした。
寝過ごしてしまわなそうか心配になりますが、搭乗までの時間が長い場合は快適に眠れそうです。
目的、志向別!最適なラウンジはここだ!
さて、全てのラウンジを紹介しましたが、どれも快適で選べない!というあなたのために、目的、志向別のラウンジガイドを作成しました。
集中して作業や読書をしたい:Lラウンジ
子供がいる:Matina Lounge
種類豊富な食事を楽しみたい:Matina Lounge
静かな環境が良い:SPCラウンジ、Lラウンジ
プルコギが食べたい:3つどれでもOK
辛ラーメンが食べたい:3つどれでもOK
ビビンバが食べたい:3つどれでもOK(各ラウンジ、味が違うので食べ比べに行こう!)
ケーキが食べたい:Matina Lounge
うどんが食べたい:SPC Lounge
ビースがコップの底から注げるのがどうなってるのか知りたい:SPCラウンジ
搭乗までの時間がない:230-248番ゲートはLラウンジ、249~252ゲートはMatinaラウンジ、253-270番ゲートはSPCラウンジ
眠りたい:無料ラウンジの仮眠スペース
やっぱり、プライオリティパスは旅の必須アイテム
この記事ではプライオリティパスで利用できる3つのラウンジを紹介しましたが、どこもドリンクも食事も楽しめて電源も使えて、もちろんインターネットも快適な素晴らしい空間でした。
空港のラウンジと聞くとなんだか一部のお金持ちしか入れないようなイメージがありますが、実はそんな事はありません。
あなたもすぐにラウンジを楽しめるようになる方法を下の記事で解説しているので、少しでも興味があれば一度読んでみてください。
プライオリティ・パスで、飛行機移動を楽しみ尽くしちゃいましょう!