各航空会社が独自にマイレージ会員制度を持っていて「どのマイレージ会員がお得なの!?」と思っている方も多いでしょう。この記事では陸マイラー初心者の方がまず入るべきマイレージ会員について紹介します。あくまでも、私の考え方ですが。
結論から言えば、ANAマイレージクラブ(AMC)が必須、スターアライアンス以外の航空会社を利用する方はJALマイレージバンク(JMB)やスカイチームでよく使う航空会社に登録すればOKです。
私は、以下の4つのプログラムに登録しており、ANAとUnitedをメインで貯めています。
スターアライアンス:ANAマイレージクラブ+ユナイテッドマイレージプラス
ワンワールド:JALマイレージバンク
スカイチーム:ベトナム航空ロータスプラス
なぜANAマイレージクラブなのか
なぜJALではなくANAマイレージクラブが陸マイラーにとって良いのか、これはポイントサイトからの還元率がJALマイレージバンクに比べてANAマイレージクラブが圧倒的に高いのが理由。
ANAマイレージクラブではハピタスやポイントタウンといったポイントサイトのポイントの9割がマイルとして獲得することができる一方、JALマイレージクラブではポイントサイトのポイントの62%しかマイルとして獲得することができません。これはポイントを超効率的に変換する「ソラチカルート」がANAマイレージクラブにはあるからです。
もちろんJALマイレージクラブでもポイントサイトでマイルを貯めることができますが、貯まるマイルの差は90%-62%=28%もの差があり、ANAマイレージクラブのほうがお得という状況なのです。
どうやってこのANAマイレージクラブにマイルをためていくのかは以下の記事に詳しく書いてあります。
フライトマイル(搭乗マイル)が貯まる方はしっかり取りこぼさないようにしましょう
陸マイラーとして絶対にオススメなのはANAマイレージクラブと言うのは揺るがないのですが、出張や旅行で飛行機に乗る方はそのフライトマイルを捨ててしまうのはもったいない。世界には大きく分けてスターアライアンス、ワンワールド、スカイチームという3つのアライアンスがあり、各アライアンスごとに会員になるようにしましょう。オススメは以下の通り。
- スターアライアンス加盟航空会社(ユナイテッド航空、アシアナ航空、中国国際航空、シンガポール航空、タイ国際航空など)を使う場合はもちろんANAマイレージクラブにマイルを貯める
- ワンワールド加盟航空会社(JAL、アメリカン航空、キャセイパシフィック航空、マレーシア航空、カンタス航空、スリランカ航空など)を使う場合はJALマイレージバンクにマイルを貯める
- スカイチーム加盟航空会社(デルタ航空、大韓航空、チャイナエアライン、中国東方航空、中国南方航空、ベトナム航空など)を使う場合は一番良く使う航空会社マイルを貯める
とくに、出張族などではない限りフライトマイルはそれほど貯まらないので、ANAマイレージクラブ以外のマイルは国内線特典航空券に変えることもあるでしょう。スカイチームは日本の航空会社が加盟しておらず、国内線に搭乗しない航空会社にためてもあまり恩恵はないので、よく使う会社にすると良いでしょう。
まず絶対に必要なのはANAマイレージクラブ。まだ会員じゃない人はすぐに会員登録しましょう!