ジャンボジェット、って夢がありますよね。
日本の航空会社ではもう運行されていませんが、海外ではまだまだ現役です。
アシアナ航空のジャンボジェットB747-400のビジネスクラスの搭乗記をお送りします。
サクッと読める目次
アシアナ航空のB747-400について
B747-400シートマップ
アシアナ航空のB747-400は1階にロイヤルビジネスクラスとエコノミークラス、2階にビジネスクラスという配置になっています。
エコノミークラスは横10列配置。さすがはジャンボ、かなりの定員があります。
前方の席がロイヤルビジネスクラス。
階段を上がった2階はビジネスクラスのみです。
ロイヤルビジネスクラスって?
実は今回の航空券はANAのマイルで発券した特典航空券でした。
ANAのコールセンターに電話をして
「ビジネスクラスの1~4列目は指定可能ですか?」
と問い合わせたところ、
「7から12列目のみ指定可能です」
という答えで、特典航空券ではANA側ではロイヤルビジネスクラス席の指定はできませんでした。
その後、アシアナ航空に電話を行い聞いたのですが、
「他社の特典航空券で発券した場合はロイヤルビジネスクラスの指定はできない」
ということがわかりました。当日空いていれば、空港での有料アップグレードができる可能性はあるそうですが、2階席も気になっていたのでそのまま指定通りの席に乗ることにしました。
いざ、2階席に搭乗
ダナン国際空港のラウンジで過ごしていると、2時間のディレイとの放送。
こんなときにいらいらしないのはラウンジに入れる恩恵ですね。
ビジネスクラスとか、ラウンジとかって、心に余裕ができるという価値がとっても大きいのではないかと最近思ってきました。
搭乗のアナウンスが始まり、ビジネスクラスと前方席専用のボーディングブリッジを渡り、機内に入ります。
エコノミークラスの通路を一部通るので、ちょっとだけ荷物を置く他のお客さんを待つこともありました。
奥には、2階席に繋がる階段が見えています。
CAさんに搭乗券を提示して2階席に上がります。
飛行機の中の階段ってワクワクしますね。
この数週間後にA380に搭乗する機会があったのですが、このときは人生初の2階席。
楽しみな気持ちいっぱいで登っていきました。
上はこのようにビジネスクラスの席が2-2の配列で並んでいます。
横の壁がなんだかいつもよりも丸く感じます。前方に行くに連れて細くなっていくのも特徴的ですね。
ウエルカムドリンクをいただきました。
ソーダ系のジュースなのですが、名前を忘れてしまいました。
お酒が飲めない私は、こういうソフトドリンクが充実していると嬉しくなります。
ビジネスクラスのシート・設備をチェック
離陸までの時間がしばらくあるので、シートの設備をチェックしていきます。
画面は、今となってはそこまで大きくなく、機体の古さを感じました。
とはいえ、エコノミークラスなどに比べると十分に大きい画面です、
先程も書きましたが、窓側に小物入れがあります。
小物いれと行っても、リュック程度であれば十分収納することのできる大きさです。
長方形の箱状になっており、かなり収納力があります、
ここに本を入れていたのですが、離陸時の加速で
「スーーガコン」
と、本が移動した音が機内に響いてしまいました。
パソコンなど、衝撃に弱いものを離着陸時に入れるのは避けたほうが良さそうです。
モニターの下には機内誌や安全上の注意が入れられたマガジンラックの他に、
隣席との間に小物入れが設けられており、隣の席の人はスマートフォンを入れていました。
個人的には、リクライニング時に手が届かないので横の箱を使うのが一番しっくりきました。
そのためにも、窓側席を選ぶのがおすすめです。
USB充電ポートももちろんついています。
写真にはとっていませんが、ユニバーサルタイプのコンセントもあったと思います。
操作パネルはこちらのように、ボタンがたくさん。
左上の4つが自動ポジションモードで、個人的にはこれて十分です。
個別にはリクライニング、バックレスト、アームレスト、フットレストを動かすことができます。
こういう操作パネルって、どっちが背中でどっちがフットレストかわかりにくいと思っているのは私だけでしょうか。
そうこうしているうちに、機体は滑走路に到着し、離陸のアナウンスが流れました。
普段はA321などの小型機に乗ることが多いので、久しぶりの大型機のどっしりとした離陸には軽く感動を覚えました。
フワッ、という感覚もあまりなく、窓の景色がどんどん下に降りていくこの感覚は大型機ならではです。
ビジネスクラスのアメニティは?
離陸してからも食事まで時間があるのでアメニティを見ていきます、
今回は深夜便で、しかも2時間酒発が遅れたということもあり、食事の後は寝ようと思っているので映画のスイッチはOFFのまま。
用意されていたアメニティがこちら。
ヘッドフォン、枕、ブランケットはもちろん返却の必要があるので、アメニティというアメニティはスリッパだけで
スリッパはふかふかのタイプでは着心地良し。
しかしながら、アイマスクくらいはおいておいてほしかったです。
ベトナム航空プレミアムエコノミー搭乗時にもらったの薄いアイマスクが持ち運び便利でいつも持ち歩いているので、それを使いました。
機内食も美味しい!
ちょっと前には機内食なしのフライトをしたとかで物議を醸したアシアナ航空ですが、しっかりと美味しい機内食を頂くことができました。
ダナンで韓国料理はたくさん頂いていたので、鶏胸肉のステーキを選択。
運ばれてまいりました。
前菜のエビのサラダ。エビがぷりっぷりで美味しかたったです。
ドリンクはホットコーヒーにわざわざ氷を入れて作ってもらったアイスコーヒーとお水をいただきました。
そしてやってまいりました、メインディッシュ。
うーん、普通。
いや、美味しいのですが、ビジネスクラスの機内食にしては普通、でした。
せっかくアシアナ航空なんだし韓国感を出そう!と、ついてきたチューブ入りコチュジャンを入れた瞬間に韓国感が出てきました。
その後、シートをほぼフルフラット(だいたいフラットなのですが、微妙に斜めでした)にしてブランケットを掛けて就寝。
起きると仁川国際空港に向けてアプローチを始めていました。
仁川国際空港に到着
仁川国際空港に到着。
着陸もゆったりとしていて、ジャンボ機に乗っているんだなぁという感覚でした。
ボーディングブリッジも窓よりも下に取り付けられます。
ダナン・仁川間はたったの4時間強なので「もっと長く乗っていたい」と思ってしまいました。
この感想も、ビジネスクラスならではですかね。
タダでためたマイルでビジネスクラス、最高でした
実は今回の搭乗はマイルを使って発見した特典航空券だったので、ほとんどお金がかかっていません。
最近の趣味であるマイル貯めをコツコツ実践していたからこそ、こんなフライトが楽しめるようになりました。
マイルを貯めるのは方法だけ知ってしまえばとっても簡単でビジネスクラスも手が届くんです。
え、本当?と一瞬でも思った方はぜひこちらの記事を読んで、一緒にどんどんマイルを貯めていきましょう!
私も、マイルの正しいため方を知ったときに「もっと早く知っていれば・・・」と後悔したほどに強力ですよ。