ANAの旧型ビジネスクラスB767-300成田空港-ベトナム・ホーチミン搭乗記

先日、ANAのちょっと古いタイプのビジネスクラスに搭乗してきました。

ANAの国際線ビジネスクラスの座席には3種類あり、フルフラットになる「スタッガードシート」、ゆりかごのような「クレードルシート」、そして、今回搭乗した「その他シート」です。

公式ウェブサイトでの呼称が「その他シート」となっているあたり、現在一番古い形式のビジネスクラスです。

古いとはいえビジネスクラス、たっぷり堪能してきました。

B767-300(214席仕様機)のビジネスクラス座席

B767-300には214席仕様機と202席仕様機があり、今回搭乗したのは214席仕様機です。

202席仕様機であればビジネスクレードルというタイプのシートなのですが、214席仕様機は古いタイプのシートです。

B767-300 214席仕様機シートマップ

ビジネスクラスの座席の全景

配列は2-1-2の5列。エコノミークラスが2-3-2の7列なので、2列分広くなっています。

こちらが中央の、両側が通路になっている一人がけ座席。

中央列の座席

座席右側のアームレストは大きく、小物入れになっているようです。

そして、こちらが2人がけ座席。

最近のビジネスクラスには通常装備されている、ディバイダという間仕切りがありませんので、プライバシー感はちょっと少なめです。

とはいえ、足元のスペースは十分に広く、窓側に座っていても気兼ねなく通路に出ることができます。

2席横並びの座席

シートポケットに置かれたアメニティ

アメニティはシートポケットに設置されていました。

靴べら付きのスリッパと、ヘッドフォンです。

ポケットに入れられたアメニティ

このANAのプラスチックの靴べらが薄くて持ち運びに便利なので、最近カバンの中に常備しています。

シートの機能をチェック

シートは5つのボタンでリクライニングもフットレストも自由に動かせるようになっています。

お気に入りのポジションを見つけるまで数分動かし続けました。笑

リクライニングの操作スイッチ

リクライニングの角度はこんな感じ。

リクライニング角度

フラットには遠いですが、リラックスするには十分です。

アームレストから引き出すタイプのテーブルは十分広く、読書をするには十分な広さでした。

テーブルは十分に広い

もちろん、食事をいただくにも十分な広さでした。

液晶モニター

中央のアームレストからはモニターが出てきます。

液晶モニター

お世辞にも大きいとは言えないモニターでした。

成田-ホーチミン路線ビジネスクラスの機内食

成田→ホーチミン路線の機内食はこんな感じでした。

まずはドリンクメニュー。

アルコールメニュー

そして、食事メニュー。

フードメニュー

この右側にある「お好きなときに」のメニューが結構好きなんです。

乗る前はハーゲンダッツを絶対に食べよう!と思っていたのですが、結局食べずじまいでした。

成田空港~ベトナム・ホーチミンタンソンニャット国際空港搭乗記

それでは搭乗記、行ってきます!

搭乗前は成田空港ANAラウンジで過ごす

搭乗前は成田空港のANAラウンジで過ごします。最初は「おおーすげー!ラウンジだ―!」と感動していたのですが、今や普通になってしまっていることにある種の恐怖を感じます。

慣れって怖いですね。

ウエルカムドリンクにオレンジジュースを頂く

ウエルカムドリンクはオレンジジュースをいただきました。さらに東レ製の水も頂いちゃいました。

座席中央のテーブルは隣の方と共用なのですが運良く?空席でした。

ウエルカムドリンク

ここでシャンパンをいただいて写真を撮るのが陸マイラーとしては正しいのかもしれませんが、オレンジジュースです。笑。

離陸後にウイスキーをいただく

そして、成田空港を離陸。

ホーチミンまでの間をウトウト過ごしたかったこともあり、離陸後のスナックサービスのときにウイスキーをいただきました。

もちろん、お酒はとても弱いのでチェイサーとしてスパークリングウォーターも頂き、ちびちびと楽しみます。

ナッツとウイスキーで一人乾杯

上空は酸素濃度が薄いため、アルコールの酔いが回りやすいらしいので、弱い私は少しずつ1杯いただくくらいがちょうどよいです。

というか、気持ちよくなってウトウト過ごしていました。

機内食は和食を選択

そうしているうちに、機内食がサーブされてきます。

和食をいただきました

今回は和食をいただくことにしました。

ビジネスクラスの食事は総じて美味しいのですが、特に和食は日本発の路線の方が美味しいと思っています。

そして、ウイスキーが全然減っていませんね。笑

この後、ウトウトしながら気持ちよく少しずついただきました。最高の時間でした。

さらにコ-ヒーを頂き、、

飲み終わった頃に、なんとなくコーヒーをオーダー。眠りたいのか、起きたいのかよくわからない行動ですね。

ウイスキーも、コーヒーも、好きなのでなんとなく頼んだというのが正直なところ。

食後のコーヒー

〆?にきつねうどんと、茅乃舎野菜だしスープ

コーヒーを飲んでもなんだか機内の冷房が寒く感じたので、さらに温かい食事とスープを頂くことにしました。

きつねうどんと、茅乃舎野菜だしスープです。

きつねうどんと野菜だしスープ

どちらも見るからにインスタントなのですが、機内で食べると不思議に美味しいんですよね。

インスタントの中でも高級なのでしょうか。それとも、お酒を飲んで味がわからなくなっているのでしょうか。笑

 

 

気付くとシートベルトサインが点灯し、着陸態勢に入りました。

本を読もうと持っていっていたのですが、大半は眠って過ごしていた気がします。

「その他シート」に搭乗した感想

確かにスタッガードシートなどと比べてしまうとフラットにはならないのですが、機内サービスの素晴らしさもあってか飛行時間が6時間程度の東南アジア線では十分に快適でした。

ただ、液晶画面は小さかったので、映画は見る気にはなりませんでしたが。。。(寝ていただけという話もあります)

選べるのであればより新しいタイプのシートに搭乗したいですが、やはりビジネスクラス、普段はエコノミーやLCCの私には十分素晴らしかったです。

シートは古くても、食事や、サービスは変わらないですからね。

でも、他のシートのほうが素晴らしいです

でも、選べるならスタッガードシート搭載のB787にしましょう!最高ですよ。

シンガポール航空のA380も、素晴らしかったです。

庶民の私がこんな事ができるのも、マイルがたくさん溜まったからです。

陸マイラーになって本当に良かったと思う瞬間です。

陸マイラー、はじめませんか?

最近知り合いから陸マイラーの始め方の相談を受けるようになり、色々と教えたところどんどんマイルが溜まっているようです。

私もここ数年でマイルのことを知ってい方一気に人生が変わりました。

ビジネスクラスも、年に何度も乗るようになりました。

移動時間が、楽しくなりました。

ANAがどんどん好きになりました。

 

陸マイラー活動で、マイル、貯めませんか?

こんな記事もいかがでしょう