先日、ラオス国営航空に乗ってきました。
ルアンパパーンからハノイという短い路線でプロペラ機での運行でしたが機内食もありかなり快適でした。
正直、往路のベトナム航空より良かったかもしれません。
なかなか乗ることのない!?ラオス国営航空のレポートをお届けします。
サクッと読める目次
ラオス国営航空のATR-72とご対面
雨のルアンパバーン国際空港に駐機中のラオス国営航空のATR-72はこちら。
ATR-72はラオス国営航空の他、ベトナム航空やカンボジア・アンコール航空も保有しているためこのあたりの東南アジアにいると結構見かけます。
他のプロペラ機には乗ったことがないのですが、かなり快適です。
隣にはバンコクエアウェイズのATR-72も駐機していました。
ATR-72って胴体の上のラインと翼がまっすぐで美しいですよね。
ルアンパバーン空港の搭乗はバス
機体まで歩いてすぐなのですが、保安上の理由からか空港の搭乗はバス。
一応?国際線ですからね。
ちなみに便名は「QV3」
一桁の便に乗るのは初めてです。
ラオス国営航空としても、かなりの主要路線なのでしょう。
ルアンパバーン空港を離陸!
ちょうど雨が上がり、ルアンパバーン空港には虹が出ていました。
牧歌的なルアンパバーンの町並みも相まって、なんだか映画のエンディングのような離陸シーンです。
滑走路の終端まで走っていってから折り返すスタイルなので、滑走路がよく見えました。
滑走路の先には山々が広がっています。
ちょうど翼の横だったこともあり、プロペラ音がブオーンと聞こえてきます。
滑走路からルアンパバーン国際空港の全景が見えました。
2階建ての小さな空港です。
そして、静かに離陸。
プロペラ機なのですが、結構安定しているんですよね。
離陸してから見える景色がしばらく山なので、よくもこんな山の中に空港を作ったなと感心します。
視界不良のときの離着陸はかなりドキドキしそうな空港です。
ラオス国営航空ATR-72の機内
機内は2-2列シートで、ATR-72という名前の通り標準では72人乗り。
この写真は到着時に一番最後に降りて撮った写真です。
後ろから搭乗し、一番前のドアは操縦室。
シートは革張りで座り心地もまずまずでした。
シートピッチもLCCに比べるとちょっと広いくらい。
1時間のフライトと考えると十分です。
ビジネスクラスの設定はありません。
テーブルはこんな感じ。
比較するものを置いてないですが、まぁちょっと小さいかな。
機内食にビール!の機内サービス
機内サービスは短距離路線なのでドリンクくらいかなと思っていました。
飛行時間1時間ですからね。
しかし、なんと青い箱が配られてきました。
スローガンが"ready to be"となっているあたり、発展途上のエアラインと宣言しているようです。
お菓子セットかな?と全く期待せずに開けたところ・・・
なんと、サンドイッチ!しかも、結構美味しい。嬉しい大誤算です。
蓋の裏の路線図によると、ハノイからコードシェアで福岡、関西、成田に就航しているようです。
ベトナム航空運行でしょうか。
ちなみに、関西空港が新潟付近にあり、成田空港が青森付近にあるというツッコミどころ満載の地図です。
ドリンクがやってきました。
お酒飲めないくせにせっかくだから、とラオスのビール、ビアラオをオーダー。
ラオスの余韻に浸ります。
お水も一緒に頂いたことはいうまでもありません。笑
ハノイに到着する頃にはすっかり暗くなっていました。
ラオスの国花であるプルメリアの花、そしてラオスの国旗が誇らしげに見えました。