望ましい未来を手に入れるための思考法「未来に生きる」「アファメーション」「未来を確信する」

潜在意識をうまく使えばよりよい未来を引き寄せられると言います。

宗教っぽいと思ってしまう方も多いかもしれませんが、脳科学の観点からも有効とされており、人生を好転させるために重要となる考え方だと思っています。

タイトルを見て少しでも興味があるけど、本当?嘘でしょ?と疑っているあなた、是非最後まで読んでみてください。

より臨場感の高い未来を想像できたものが、その未来を手に入れられる

脳の中で普段使われている領域は1%と言われています。残りの99%は、普段は使われていないのですが、意識の外ではいろいろなことを考えています。

意識している部分を「顕在意識」、意識できない部分を「潜在意識」というのですが、人間は潜在意識の中でいろいろなことを処理しています。

 

それはよく氷山のように例えられます。

氷山で見えるのは水の上に出ている部分だけですが、水の下の見えない部分にとてつもなく大きな氷が隠れています。

まるで、顕在意識の後ろにとても大きな潜在意識があるのと同じように。

 

例えば、サブリミナル広告というものがあります。

動画に一瞬だけ何かのCMを入れることで、顕在意識ではその一瞬の映像を見たことに気づいていないのに、何故かその商品が気になってしまい、購入する、というものです。

これも潜在意識への刷り込みと言われています。

 

また、自己啓発では「私は沢山の人に愛されている」のような言葉を何度も何度も復唱するものもあります。

宗教のように思ってしまう人もいるかも知れませんが、これは「アファメーション」と呼ばれ、潜在意識の中で自分がうまくいっている状態をイメージすることにより、その未来を引き寄せるという方法で、脳科学の観点からも有効と言われています。

古くは「絶対合格」と受験生が壁に貼るというものもありました、これもアファメーションの一種でしょう。

(絶対合格、より、合格している姿を具体的にイメージしたほうが、より効果は高いと思います)

 

これらは全て、普段は意識して使うことのできない潜在意識への働きかけ

潜在意識に処理してほしいことをインプットしておくことで、その潜在意識が必要な情報を収集して、処理して、望ましい思考に近づけてくれるのです。

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

これは、松井秀喜選手の座右の銘であり、心理学者のウィリアム・ジェイムズの言葉なのですが、潜在意識に働きかけることで一気にこの変化を生み出せるのです。

 

無数の未来が存在している中で、より臨場感が高い未来に近づいていく(未来が近づいてくる)ようになっています。

潜在意識では、よりイメージの強いものがより刷り込まれるようになっているという話もありますが、この理由については私はまだ説明できません。

ただ、実際に、そうなっているようです。

臨場感のある、望ましい未来を作るためには、うまくいっていることを想像することでも良ければ、催眠術で体験したり、夢を見ることでも良いそうです。

自分が映画や物語の主人公である、とイメージするのも良いでしょう。

 

うまくいくコツは「望ましい未来をより臨場感高くイメージする」ことなのです。

過去に執着していては、その過去に惹きつけられてしまう

そうは言っても、人は失ったものに執着してしまうもの。

あのとき~~~してれば。のような、過去を悔やむような思考はその「過去の良くなかった出来事」をより鮮明に思い出してしまいます。

それも、何度も何度も思い出すことで、潜在意識に対してものすごく強い印象をつけてしまい、結果として同じような未来を繰り返してしまうことになります。

 

嬉しいことに、人間は忘れる力を持っています。

過去への執着をやめて、今からどんな新しい未来を作っていけるのか、どんな未来が理想なのかを、一切の過去の執着から離れて考えてみてください。

 

確率の世界では「マルコフ過程」という言葉があります。

これは、確率の値が過去の状態に一切関係がないものをいう言葉で、例えばサイコロがそれに当たります。

サイコロを3回振って出た目が3回連続で1だったとして、次の目が出る確率は全て6分の1ですよね。

これが、「マルコフ過程」です。

 

そして、人生も同じく「マルコフ過程」です

過去にどんな経験をしていても、未来は変えられます。

 

もちろん、過去の積み重ねで今があるのは間違いないのですが、今を起点にいくらでも勉強も、経験も、なんでもできるのです。

自分が本気で確信していれば、そのとおりの未来が来る

未来は変えられる。

これは間違いなく事実だと思いますが、誰でも簡単に変えられるというわけではありません。

 

想像する「素晴らしい未来像」に、自分が本気でそうなると確信していなければ、潜在意識は働きません。

これを「未来にコミットする」と言ったりもするのですが、望ましい未来に対してコミットしていない人に、その望ましい未来はやって来ません。

仕事も、恋愛も、なんでも同じだと思うのですがそこに精一杯自分の人生を注ぐからこそうまくいくのです。

 

そもそも、脳は不完全なものを嫌います。

不完全なものを見つけると、どうにか「完全」なものにしようと、いろいろとロジックを組んだりするようにできているのです。

より臨場感の高い、望ましい未来をイメージして、本気でそうなると信じ込めば、そこまでの道筋は潜在意識が頑張って埋めていこうと考えてくれます。

そうすることで、普段触れている情報、景色の中からその未来に行くために必要な情報に気づくようになります。

(脳は意識したものしか見ないという性質があり、潜在意識も同じように動きます。)

また、それにより自分の言動や行動も少しづつ変わってくるようです。

まさに、「心が変われば行動が変わる」の完成です。

未来を変えよう!

この記事を読んで、「やってみよう!」と思ったあなたは、幸運です。

なぜなら、本当に未来を変える一歩を踏み出したから。

一緒に、より望ましい未来に向かっていきましょう。

こんな記事もいかがでしょう