日本のどの航空会社に乗ってもデルタ航空にマイルが貯まる「ニッポン500マイル」の魅力と参加方法【2019年継続決定・申請方法がメールに変更】

通常、マイルはその航空会社か同じアライアンスの航空会社に登場したときに貯まります。

それが、デルタ航空の「ニッポン500マイル」キャンペーンは
日本の国内線であれば、どの航空会社に乗っても500マイルをもらえる
という素晴らしいキャンペーン。

知らないともらえないけど、知っているだけで誰でももらえるというメリットしかないキャンペーンなので、忘れずに登録しましょう!

ニッポン500マイルキャンペーンとは

ニッポン500マイルキャンペーンでは、日本の全ての航空会社、全ての国内線の搭乗券をデルタ航空にファックス(または郵送)することで500マイルが貰えるというキャンペーン。

しかも、マイレージの積算先をデルタ航空にするということではないので、元々もらえるマイルもしっかりと貰うことができます。

※というか、デルタ航空に積算できる日本国内線は2019年現在ありません。

例えばANAの国内線に乗ると、ANAのマイルとは別に、更にデルタ航空の500マイルがもらえるのです。

対象となる航空会社の一覧

ニッポン500マイルの対象は、日本国内定期路線(すべての航空会社・運賃・クラス)!

つまり、以下のような航空会社全ての国内線が対象です。

  • スカイマーク
  • エアドゥ
  • ソラシドエア
  • スターフライヤー
  • フジドリームエアラインズ(FDA)
  • IBEXエアラインズ
  • ジェットスター・ジャパン
  • エアアジア・ジャパン
  • 春秋航空日本
  • ピーチ・アビエーション
  • 北海道エアシステム
  • オリエンタルエアブリッジ
  • 天草エアライン
  • 新中央航空

ここに書かれていない航空会社の運航便でも、日本国内の定期路線であれば対象です。

特典航空券や、幼児運賃など無償のものも全て対象という素晴らしさ。

国内線に乗ったら搭乗券をデルタに送るのを忘れないようにしましょう。

対象期間・応募締め切り

毎年行われているこのキャンペーン、2019年も実施されることが決定しました。

対象となる搭乗期間は、2019年4月1日~2020年3月31日。

搭乗券は搭乗後2ヶ月以内に送る必要があります。

たくさん乗る際は、定期的に送るようにしましょう。

応募にあたっての注意点

このかなりお得なキャンペーンですが、一応こんな注意点があります。

デルタ航空のスカイマイル会員である必要がある

当たり前ですが、デルタ航空のスカイマイル会員でないとマイルを貯めることができません。

しかも、スカイマイル会員になってから搭乗したものでないとマイルが貯まりませんので、飛行機に乗る前にデルタ航空のスカイマイル会員になっておく必要があります。

年会費ももちろん無料でオンラインで登録できるので、まだの方はいますぐに登録しておきましょう。

搭乗後2ヶ月以内に搭乗券を送る必要がある

搭乗後の搭乗券を送る必要があるので、搭乗券はしっかりと持ち帰り、保管するようにしましょう。Eチケットやアプリの画面では受け付けてもらえません。

登場後2ヶ月以内に送る必要があるので、早めにファックスで送っちゃいましょう。

一応、期間限定のキャンペーンである

1年間限定のキャンペーンなので今後ずっと続くという保証はありません。

とはいえ、毎年行われているのでしばらくは続くのではないでしょうか。

ニッポン500マイルでスカイマイルを貯める申請方法

申請用紙を印刷して、必要事項を記載して、搭乗券を貼り付ける

デルタ航空のキャンペーンページより申請用紙をダウンロードして、印刷します。
2019年の途中で申請方法が変わったことにより、申請書のフォーマットが微妙に変更になりました。
公式サイトから最新の申請書をダウンロードするようにしてください。

こちらのキャンペーンページの下の方にある「日本国内線のご利用で500ボーナスマイル」をクリックすると、以下のように申請フォームや送信先など詳細が表示されます。

デルタ航空キャンペーンページ

申請書は全てローマ字で記入する必要があるので、注意してください。
先日申請したときの申請書をおいておくので、参考にしてみてください。

ニッポン500マイル申請用紙

※この申請書の画像は旧フォーマットです。
電話番号はなんとなく日本の国番号から書いてみましたが、なくても問題ないと思います。
フライトの出発地・到着地は3レターコードで書くと楽ですね。くれぐれも漢字や平仮名を使わずに、全てローマ字で書くように注意してください。また、日付は「月/日/年」表記です。
私は東南アジアが長いので、つい「日/月/年」と書いてしまいそうになるので注意しています。

なお、今回の私のANA便はユナイテッド航空マイレージで取得した特典航空券だったため、モバイル搭乗券が使えずに通常の搭乗券があったため貼りましたが、搭乗券がない場合は以下の他の書類でも大丈夫です。

対象となる搭乗券はチェックイン時、もしくはゲートで発行されます。「ご利用案内書」、「引換証ご利用案内書」、「搭乗案内書」、「搭乗証明書」などは、ボーナスマイルの加算対象外となります。必ず搭乗券・搭乗半券を添付してください。搭乗券を発行しないタイプのチェックインの場合は、チェックイン時に各航空会社から発行されるもの(搭乗者名、搭乗便名、搭乗日、座席番号、区間が明記されている「お客様控え」など)でも代用が可能です。詳細はデルタ航空予約センターにお問い合わせください。

書類ができたら、デルタ航空に送ります。

デルタ航空オフィスにメールで送る(2019年6月頃からメールになりました!)

申請書のPDFと、搭乗券のPDFを申請用紙に書かれているアドレスにメールで送るだけです。
申請書にはメールのタイトルも書かれているため、そのとおりで送るとベターでしょう。
日本語と英語の2パターンのタオトルがありましたが、私は日本語で送りました。

メールの宛先など、変更される可能性があるためここには載せません。
宛先が変更になっているのに気付かずにマイルを貯めそこねてしまうのはとてももったいないので、毎回公式サイトで確認することをおすすめします。

参考:スマホだけでPDFスキャンする方法

ちなみに、申請書をPDFデータにする際にスキャナがあれば簡単なのですが、ない方もいらっしゃるかと思います。
私も、スキャナがない時はスマホのカメラで撮影するだけでPDFデータにすることができる「Microsoft Office Lens」を使っています。

AndroidでもiPhoneでも同じアプリがあるので、スキャナーがない方はこのアプリを入れるとかなり便利です。
もちろん無料で使えます。

(2019年5月頃まで)デルタ航空オフィスにファックスまたは郵送で送る

申請書はデルタ航空のオフィスにファックスか郵送で送ることになっています。した。
2019年6月頃よりメール送付になったので、上の項目を参考にしてください。
以下は、過去の申請方法を参考のために残しております。

ファックスの場合は東京の電話番号宛に送ればよいのですが、なぜか郵送の場合は香港の住所に送る必要があるため、私はいつもファックスで送っています。
国際郵便は料金も高く、届くか不安なんですよね。

ファックスなんて持ってないよ!という方も多いと思います。
もちろん?私も持っていませんが、最近はインターネットからサクッとファックスすることができるので自宅にいながら送ることができます。

オンラインで送れるファックスが一番便利

オンラインでFAXを送るのはHello Faxというサービスが便利!
本来は有料サービスなのですが、なんと数枚であれば無料で送ることができるからです。

Hello Faxはアメリカのサービスなので、日本の番号に送る場合は国際FAXとなり、5 Fax Pagesの料金がかかります(1枚で5枚分のクレジットが必要です)。
こちらのリンクからHello Faxに登録すると、5 Free Fax Pagesがもらえます。

さらに、以下の方法でそれぞれ5クレジットをもらうことができます。

  • Tweet about us. (Twitterでつぶやく)
  • Share on Facebook.(Facebookで紹介する)
  • Import your contacts from Gmail or Yahoo!(GmailやYahoo! から連絡先をインポートする)
  • Invite your friends to Join HelloFax.(友人を招待する)

上の3つをやるだけで、15クレジットをもらうことができ、登録ボーナスも含めると20クレジット(20 Free Fax Pages=日本の番号へ4枚送信可能)です。

Hello Faxは英語ですが、使い方はとっても簡単。

  1. 左のメニューより「Send a Fax」をクリック
  2. Add FileからPDFファイルを選択するか、右の領域にファイルをドラッグ&ドロップ
  3. 電話番号を入力
  4. Sendをクリック

これでFaxが送信されます。送信後は送信の控えが登録メールアドレスに来るので、ちゃんと送れているかどうか確認しましょう。

FAXの電話番号は03-3505-2721または03-3505-2751ですので、日本の国番号を入れた「+81 3-3505-2721」とすればOKです。

※念の為、公式ページで最新のFAX番号を確認するのがおすすめです。

コンビニからファックスを送る場合は50円

最近はコンビニのマルチコピー機でファックスを送ることができます。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの料金を調べてみると、どのコンビニでも1枚50円で送ることができるようです。

申請書の1枚あたり頑張れば4フライトの搭乗券が貼り付けられるので、50円で2000マイルと考えたら十分安いのではないでしょうか。

FAXの送信先は公式ページで最新のFAX番号を確認するのがおすすめです。

デルタ航空香港オフィスに郵送で送る方法

郵送の場合はなぜか日本ではなく香港オフィスとなります。

「P.O. Box 823 Tsuen Wan Post Office Hong Kong」

に向けて国際郵便やEMSで送るのですが、一番信用のおける追跡可能なEMSの場合は1400円もかかるのでおすすめできません。

普通郵便は届かない可能性もありますしね・・・。

参考:スマホだけでPDFスキャンする方法

ちなみに、申請書をPDFデータにする際にスキャナがあれば簡単なのですが、ない方もいらっしゃるかと思います。
私も、スキャナがない時はスマホのカメラで撮影するだけでPDFデータにすることができる「Microsoft Office Lens」を使っています。

AndroidでもiPhoneでも同じアプリがあるので、スキャナーがない方はこのアプリを入れるとかなり便利です。
もちろん無料で使えます。

マイルが加算されるまでの期間や確認方法

先ほど紹介した申請用紙を送ってから、以下のようなスケジュールでマイルが加算されました。

  • Hello Faxで2018年12月22日に送って、2019年1月2日に加算されました。年末年始を挟んで10日間で加算されたので、2週間見ておけばよいのではないでしょうか。
  • メールで2019年8月13日に送って、2019年9月18日に加算されました。反映まで1ヶ月以上かかりました。

メールになってからは申請が増えているのでしょうか、少々加算完了まで時間が伸びているようです。

1ヶ月経っても加算されないようでしたら、コールセンターに電話をしても良いかもしれません。
デルタ航空はアメリカの会社ですが、日本のコールセンターは日本語で対応してくれます。

マイル口座実績

加算されたマイルはこちらの図のようにデルタ航空のウェブサイトにログインすると確認できます。
加算の日付はFaxやメールを送った日ではなく、対象となった搭乗便の日付になっています。

デルタ航空スカイマイルの活用方法

デルタ航空はスカイチームに加盟している航空会社なので、アジアだと大韓航空、チャイナエアライン、ベトナム航空、中国東方航空などで使うことができます。

無料で飛行機に乗れる特典航空券を発券する

デルタ航空のスカイマイルで日本発の特典航空券を発券するのに必要なマイル数は以下の通り。

  • 日本~韓国(大韓航空利用) 往復15000マイル
  • 日本~東南アジア 往復45000マイル
  • 日本~米国 往復70000マイル

韓国への往復がマイル数も少なく、かなりお得なんですよね。

片道なら7500マイルですし、ビジネスクラスで往復しても30000マイルです。

7500マイルということは、国内線のチケットが15枚あれば、なんと韓国行きの航空券がただで貰えるのです。

出張が多い方なら一瞬でしょうし、そうでなくてもデルタ航空スカイマイルは有効期限がない(永久)なので、コツコツ貯めていけば誰でもたどり着くマイル数でしょう。

JTB国内旅行クーポン券に交換する

実はデルタ航空のマイルはJTBの旅行クーポンに交換することができるのです。

交換レートは「1万マイル=1万円分の旅行券

ニッポン500マイルでは国内線1回搭乗につき500マイル貯まるので、国内線の航空券を1回送るだけで500円がもらえると言っても良いでしょう。

交換できるのは以下の条件を満たした会員だけなのですが、、、

デルタ航空スカイマイル会員のうち
・メダリオン会員(シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンド)
・提携クレジットカード会員

これは提携クレジットカードの発行だけで十分なることのできる会員ランクなので、マイルが溜まってきてJTBクーポン券に変えたくなったときにクレジットカードを1枚作ればOK。

結論:国内線に乗ったらデルタ航空にマイルを貯めるのを絶対に忘れるな!

ニッポン500マイルは国内線に乗るだけでマイルがどんどん溜まっていく、ありえないようなキャンペーンで知らない人はかなり損をしてしまっています。

出張が多い方、旅行によく行く方はもちろん、国内線に乗る人は絶対に活用しないと大損です。

実はそんな私は、過去数年間知らずにマイルをもらい損ねていました。

この記事を読んだ皆さんも、今後の国内線は全てマイルを獲得するように準備してほしいです!

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